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馬学講座~引き馬について 

久々の馬学講座です^^

今回のテーマは「引き馬」についてです。
「引き馬」ほど奥が深いものはないんじゃないかと思うほど、色んな事を考える事ができます。

今日は皆さんに色々考えて役立ってもらえればと思い、昔から考えていた事などをまとめてちょっと頑張ってみようと思います^^

文章にまとまりがなくなるかもしれませんが、ちょっとこれからの馬に対する新しい考えを見つけてもらえればと思います☆

それではスタート!

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皆さんは馬を引いて歩くときに何を意識して歩いているでしょうか?

恐らく大体の人は、これから向かう目的地に向かって、馬をどいう風に誘導すればいいか?
途中の障害物や曲がる時の角度、馬がきちんと自分についてきてくれているか?

前や後ろにも馬が歩いていれば、その前後の関係性、適正な距離が保てているかどうかを気にしながら歩いていると思います。

歩いている馬が道草を食わないように、草の生えている近くでは懸命に自分の言うことをきかせようとしたりします(笑)

馬の首の筋肉は相当太く、そのパワーは相当なもので、馬の頭部と頚部の重量はおよそ約136㎏あるそうです。

自分達の体重より重いですね(^^;

そんな馬達を無口頭絡と引き手だけでコントロールするのは至難の業です。

馬の神経系が鼻に多くあって、何千年もの歴史の間、人類の知恵と経験によって、無口頭絡が生み出され、馬の鼻をコントロールすることで、僕たち人間は馬を制御してきました。

その代表的なものが「鼻ねじ」で、
よく見かけるのは獣医さんが馬を治療する時に馬が暴れないように、棒の先についている丸い紐の輪を馬の鼻づらを掴んで、掴んだ鼻づらに輪を通してねじります。

見てる、こっちが痛くなりそうな馬の姿も鼻ねじによって、馬の鼻の中にある神経を麻痺させ、制御しているわけですが、その馬のパワーたるや相当なもので、それでもなかなか馬を御するのは難しい時があります。

馬が草を見つけ、その顔を草に近づけようと、こちらのスキを狙って伸ばした時には、もう僕達の力ではいくら無口頭絡と引き手をつけていてもその馬の「草を食べたい」という本能・欲求のパワーに太刀打ちすることはできません。

そこで、今回のテーマでもある馬学講座「引き馬」で、どうすればいいかを馬の構造を交えながら少しではありますが話していこうと思います。

「引き馬」の時に何に注意・意識を向けて歩くか?
安全面も含めていくつか話ができればと思います。



◎テーマ

「引き馬」について


① 頭絡について
② 引き手(リードロープ)について
③ 馬の体の特性について
④ 立ち位置について
⑤ メンタルを見る
⑥ 目的を持って引き馬をする
⑦ 声をかけてやる
⑧ リズムを感じる
⑨ 足並みを揃える
⑩ メリハリをつける(プレッシャー&リリース)
⑪ 引き手(リードロープ)はコミュニケーションを取る道具
⑫ 馬の体の動きは鼻先から(ヘッドリーディング)
☆ 馬を馬房(厩舎)に入れる時は出来るだけ真っ直ぐに入れる
⑬ まとめ



① 頭絡について

 頭絡はその馬の顔のサイズにあったものを使用する事をオススメします。
特に鼻革に遊び(空間)があり過ぎると、こっちが制御しようと引き手を通じて馬をコントロールした時に、力(こちらの意志)が伝わりづらくなると共に、伝えるスピードに遅れが生じます。
逆に遊び(空間)がなさ過ぎるのも馬たちにとって鼻面を圧迫し、ストレスを与える事になるので、馬と人の安全を考え、できれば、その馬専用の頭絡が用意できれば良いです。

(無口頭絡の)材質には一般的に丈夫で安価なナイロン製が使われていますが、肌に優しい革や紐などが望ましいと僕は考えます。生まれた子馬に紐(縄)無口を使用している所も少なくありません。頭絡は無口頭絡も含めてできる限り必要でなければはずしておいてあげる事が大切です。
つけっぱなしにしておくのはあくまでも人間の都合であり、牧場でも無口頭絡をつけたまま放牧させている所がありますが、統計的にも毎日馬の放牧・集牧時に無口頭絡をきちんと取り外ししている所のほうが馬たちとのコミュニケーションが取れる分、成長してからの馴致・調教がスムーズで、人間の言う事を理解し、安全でケガをさせる危険性が低いという結果も出ています。



② 引き手(リードロープ)について

 引き手は1本、もしくは2本使い、馬と引き手(右手)との距離(遊びは)はその状況によって、長すぎず、又、短すぎない距離で持つ事が大事です。馬の進行を阻害せず、かつ、いざという時にすぐ反応できるような距離をその状況によって変えていく事が大切です。引き手の余丁分は反対側の手でまとめて持ち、引き手をブラブラさせない。
そして手にグルグルと巻きつけないよう、短く束ねて持ちます。
手にグルグル巻きつけると、馬が突然走り出した時に、自分が引きづられ大事故に繋がるので決してしないようにします。



③ 馬の体の特性について

 馬は体の構造上、縦の動きに強く、横の動きに弱いです。
馬が何らかの理由で動かない時、前に引っ張ってもなかなか動いてくれませんが、横に引っ張れば前に引っ張るよりか簡単に動かす事ができます。馬が落ち着かずバタバタしている時も輪乗り(円を描いて)をして回ることで馬を落ち着かせると共に何かあった時に制御しやすくなります。

馬の体の特性に関してはその他色々あると思いますがここではこれだけ。
また別の要素を後述しますが、それ以外はまた違う所で話ができればと思います。



④ 立ち位置について

 立ち位置は必ず人間が前、馬の鼻面がちょうど自分の体の横ぐらいにあるのが理想です。馬の鼻面が自分の体のどの辺りにあるのが良いかは人によって見解が異なるかもしれませんが、馬が人間の前に出ない。人間がリーダー(ボス)であり、馬がそれに従って付いていくのが良い形です。
少しでも自分よりも前に出たら引き手で合図を送り、その馬の状況に合わせた引き手の使い方、強さで自分の意志を伝える事が大事です。

この辺に関しては、「ナチュラル・ホースマン・シップ」や書籍「馬と踊ろう」でも紹介されていますが、一般的に前に立つ事で馬との主従関係を確立することが目的で、馬のメンタルを見て、又、調教方法によってはその立ち位置が変わる事があります。

馬と人間との良い関係が築きあげられていれば、どの位置に立っても、自分が止まれば引き手を操作しないでも止まるし、自分が動けばその方向に馬が動きます。

その状態では頭絡無しで、引き手がなくても馬は自分(ボス)についてきます。

馬の前に立つ、馬が人間より前に出ないような立ち位置を取るのは、人間がボスであると言うことを示す為にその立ち位置を取るのであって、馬が理解せず、また他に注意を取られて人間より前に出た場合はその位置のほうが注意して教えることが容易であると考えられます。
馬と人間とのルールを作り、それをお互いに守る事で主従関係を作り出し、お互いの安全の為にも繋がると考えられます。

馬が完全に自分より前(例えば肩の辺り)で主従関係が確立されていない場合、何かあって馬が走り出した時に制御する事が難しいし、あまりの突然の出来事で抑えきれず引き手を離してしまえば、馬の安全面(命の危険)にも影響が出てきます。



⑤ メンタルを見る

 馬が常に何を考えているか、馬の精神面を見ながら、気を配りながら引き馬をします。
立ち位置の時にも少し触れましたが、人間がリーダーとなって、馬が今どんな常態かを常に観察(肌で感じながら)しながら引き馬をします。
馬のメンタル(思考)は体に反映され、馬の動き-顔の表情、耳の動き、首の位置、目やしっぽの動き、足取り、鼻息に影響されます。
常にどんな状況かを把握することで、こちらの対処が早くなり、自分自身の安全はもちろん、馬自身への安全、コミュニケーションが図りやすくなります。



⑥ 目的を持って引き馬をする

 馬と一緒に歩く時、どんな意味があって今歩いているのかを考えながら歩きます。
洗い場から厩舎に帰るのか、それとも、これから馬装をして馬場に向かうのか、その状況によって引き馬にも違いが出てきます。
リラックスさせる時は引き手を長くしゆっくり歩かせたり、これからさぁ、やるぞっ!ていう時にはきびきび歩かせます。
特に常歩は準備運動やクーリングダウンとしての要素が強く、バイタルウォーク(速歩手前の速い常歩)をすることで馬の体を温めて運動する前の体を作ったり、老廃物(乳酸)排出を促したりします。

治療の為運動が出来ないから馬を歩かせる時も、今日の運動は引き馬30分って言う時も、最初から最後までただ歩くのではなく、コースや場所、スピード、テンポ、内容・目的を持って歩く事が大事です。

普通の常歩5分・バイタルウォーク15分(右回りと左回り)・速歩5分、クーリングダウン5分みたいな感じで、乗っている時と同じようにしっかり引き馬をすると良いと思います。



⑦ 声をかけてやる

 引き馬をする時には常に馬に話かけながら歩きます。知らない人が見たら独り言をブツブツ喋っている変な人に思われるかもしれませんが(笑)、馬に注意を向けてやるという意味で、これから行く方向や、今日あった出来事など、たわいのない話をしてあげても良いと思います。
常に話かけることで人間への意識が増え、集中力アップ、周りの環境に左右されない、落ち着いた(臆病でない)馬(人間の事を信頼し、ちょっとの事では動じない馬)になっていきます。

右に曲がる時には「右に行くよ~」とか、これから走る時には「よしっ!行くよっ!!」とか、彼らが人間の言葉を理解しているかどうかは分かりませんが、彼らは僕らが発する言葉のイントネーションや、言葉の波を感じて彼らなりに解釈しているのだと僕は思うので、引き手の合図と同時、もしくは一瞬声のほうを早く馬にかけてあげて、馬とのコミュニケーションを図りながら引き手だけでガンっと馬の顔を引っ張ったりしないようにします。

自分が馬の立場だったらどう思うか?
馬はとても賢い動物で、理解すれば声だけで動いてくれるし、やっぱり、毎回毎回引き手で急に引っ張られたりしたら誰でも嫌だと思います。
まだ小さな子供を手を繋ぎながら歩いたりする時や、目の見えない視覚障害者の人を手を繋ぎながら歩く時に置き換えたりしてみるともっと分かりやすいでしょうか??

日本人は特にそういった事(声をかける事-感情表現も含めて)は苦手ですが、基本は声→引き手(手綱)→鞭という風に段階を経て使い分け、要求どおりに動いてくれたら、次同じ事をする時にはその加減(強さ)も落とし、最終的には軽い、馬に優しい合図(声)だけで動いてくれるように馬をリードしていきます。

馬への懲戒の時も同様で、声と共に最初は何らかのアクションを起こし、そして次の時にはその加減を落としていきます。




⑧ リズムを感じる

 馬も一定のリズムで歩いたり走ったりします。馬の足音を聞いたり、頭の動きを見ると一定のリズムがある事が分かると思います。常歩で歩いている時にリズムに変化があったら、それは馬が違うアクションを起こそうとしているという事です。馬が歩いている時の頭の前後運動は引き手(リードロープ)に伝わり、馬の前に立って歩き、馬の耳や表情が分からなくても、首の位置や、リズムが4分の1拍子でも狂えばすぐに何か変化があった事が分かります。
リズムを感じ、変化を早く捉える事ができればそれだけ早く人間側が反応できるので、馬と人間の安全にも繋がります。

賢い馬であればこちらが一定のリズムを逆に崩す事で、早くしたり、遅くしたりする事ができます。



⑨ 足並みを揃える

 馬の左前肢が出た時に自分の左足を、馬の右前肢が出た時に自分の右足を出し、馬の顔の前後運動にも自分の体の動きを合わせ馬の動きにシンクロさせていきます。これは何か特別な時(調教時)など、一つの手段として使うと良いです。足並みを揃えることで馬の動きのリズムが分かり、(馬と人間の両者の意識も高まるので)さらに馬のリズムに変化があるとすぐに反応ができます。

大変難しい事ですが、引き手の長さ(自分が持っている引き手の位置と馬との距離)を一定にすることで、リズムが分かります。乗馬している時の手綱の感覚で馬の頭の動きに自分の手の動きを合わせると良いです。
状況によって引き手の長さを短くして集中させたり、長さを長くしてリラックスさせたりします。
自分の馬のほうに近い手(コンタクトを取っている手)は馬に乗っている時と同じように緊張せず、かつ、すぐに反応が出来るようにリラックスしながらも柔らかい手(肩・腕)できちんとコンタクトを取ります。


⑩ メリハリをつける(プレッシャー&リリース)

 内容が他のものと重複する所もありますが、一定のリズムと同様に反対の要素としてメリハリをつける事が大事です。

引き馬自体の歩き方もそうなのですが、特に声をかける時、例えば褒める時はオーヴァーに褒め、怒るときもオーヴァーに相手の様子を見ながら怒る事が大事です。(他の扶助と共に)

日本人は感情を表現するのが苦手だと言われますが、日本語には何か表現する時に言葉の強弱・イントネーショはあまり使いません。
例えば「私」と言う言葉は英語では「I(アイ)」だけですが、日本語にはたくさんあります。
言葉の強弱・イントネーショはあまり使わない代わりに、たくさんの言葉があるのだと思います。
逆に英語は言葉の数は少ないけど、声の強弱・イントネーションを使って表現することが多いです。

日本語ではどうしても単調になってしまいがちですが、馬に声をかける時、なるべくメリハリ・抑揚をつけて喋ったりする事が大事です。

昔オーストラリアにファームステイしていた時、ホストマザーがまだ生後幼いチワワにしつけをしていたのですが、 褒めた時はしっぽを振り喜び、怒った時は一目散に逃げ出していました。
感情を声に込め、声にイントネーション・抑揚をつけると彼らは理解するということをなんとなく思い出しました。

馬に合図を出す時は常に「プレッシャー&リリース」を頭において馬と接すると良いです。

ずっとプレッシャーを与え続けられていたら、馬だって嫌になってふてくされてしまいます。時々オーヴァーに褒める事で「よし!頑張るぞっ!!」って、やる気を出してくれるはずです。



⑪ 引き手(リードロープ)はコミュニケーションを取る道具

 順番が前後してしまいましたが、改めて引き手(リードロープ)は馬とコミュニケーションを取る道具であって、馬を引く為の道具ではないという認識を持って欲しいと思います。ここで言いたいのはどちらが「主」でどちらが「副」なのかという事です。馬にブラシをかける時もブラシがけは馬の体を綺麗にする事が「主」ではなく、コミュケーションを図る道具として捉えて欲しいと思います。

この考え方を持つ事で作業動作だけに囚われず馬と接する事ができるようになります。
全ての作業動作・道具は「馬とコンタクト・コミュニケーションを図る為にある」と、考えると違う視点で馬と接する事も出来るし、自分の技術向上、つまりは馬に優しいボス(リーダー)になる事ができます。
 


⑫ 馬の体の動きは鼻先から(ヘッドリーディング)

 脊椎動物の動作の動き出しは頭から、馬の場合は頭の先端、鼻先から動作が始まります。
頭の動きに首、肩、背中がついて足が動きます(ヘッドリーディング)。
始点の動きを早く捉えるほど、簡単な力で動きを止める事が出来ます。

2人組みになって、1人がイスに座り、立ち上がろうとするのをもう1人が抑える実験をすると良く分かりますが、肩や胴体を押さえるよりか頭の動きを抑えるほうが簡単に立ち上がる事を阻止できます。座っている人の額に指1本
を当てるだけでもかなり相手は立つのが難しいです。

馬の鼻先の動きを感じて捉えることで、馬の動きにすばやく、少ない力で制御できる事が出来ます。



☆ 馬を馬房(厩舎)に入れる時は出来るだけ真っ直ぐに入れる

 馬房(厩舎)の入り口は狭い時があります。馬の体は大きく、急な角度で馬房(厩舎)に入ると扉横の角にぶつけたり、こすったり、あるいは釘や棘が刺さるかもしれないし、馬房(厩舎)に入るのが苦手な馬には真っ直ぐ(90度)引き手でリードしながら誘導、馬房に入るのが良いです。そういう馬は過去に何か苦い経験があるので、それは人間の都合で起こしてしまったものなので、それを取り除いてやる為にも、またそういう馬を作らない為にも、真っ直ぐ入れてあげるのが良いです。

もし角度が急だと思ったら大きく旋回して、緩やかなカーブを描いてもう一度馬房に入り直すのが馬の為、自分自身の為、みんなの為、安全の為になります。(急旋回は馬にとって大変です)



⑬ まとめ

 以上の事を踏まえて馬に接すると良いと思います。
人間が馬にとって良いリーダー(ボス)となる事、馬と人のメンタルを常に考えるという事、メンタルは体の動きに現れるのでそれを感じると言うこと(リズム、頭の動き)、メリハリ(プレッシャー&リリース)をつけて相手に飽きさせない事が大事です。

馬の調教はある意味子供のしつけと一緒で、子供と一緒にスーパーに行き、子供の大好きなお菓子コーナーで子供にむやみやたらにお菓子をカゴに入れさせないようにするた為にはどうするか?いかに少ない経費ですませるか??あるいはお菓子コーナーを通っても我慢させる、もしくは通らないようにするか?
しっかり手をつなぎ、声をかけ、常に手の動きを感じる。子供にとって自分が信頼の置ける良い親であればきちんという事聞くはずです(笑)



馬に道草を食わせないようにする(馬をコントロールする)為にも、しっかりとコミュニケーションを取る事が大事。引き馬をする時に、こんな事を意識しながら僕は馬と接しています。

この考えは現時点で全て正しいとは言えないし、また将来、もっとより良い考えが出てきて今日言った事が明日には変わるかもしれませんが、少しでも参考になってもらえればいいかなと思い簡単にではありますが紹介させて頂きました。

単純に馬を引くだけの「引き馬」ではないと言う事を心のどこかに留めてもらえれば嬉しいです^^
明日からちょっと意識を変えて馬と接してみて下さい。

自分が変われば相手は変わります(^^)

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※最後、無理やりまとめてしまった所もありますが、簡単に馬学講座~引き馬についての紹介をおしまいにしようと思います。

まだまだ細かく書けばいくらでも書く事ができますが、またの違う機会に、いつか紹介できればと思います。
もしかしたら、多分きっと本が一冊かけるぐらい、収まらないぐらいかもしれませんが、この後の続きの筆者は皆さんにバトンタッチしてこの辺でしめたいと思います。

最後まで読んで下さいましてありがとうございました☆

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馬に携わる上で大事な事 

馬に携わる上で大事なのがその考え方だと僕は思います。

今馬の仕事に就いている方も、これから馬の仕事に就こうと思っている方もどこか心のどこかに留めておいて、自分に役に立つと思ったものだけ取り入れてもらえればと思い、ここに簡単な1文ずつだけを紹介させて頂きます。


「考え方が大事だという事」

「世の中には法則があって、それに基づいて世の中が成り立っているという事」

「プラスがあればマイナスがあるという事」

「物事をどう捉えるかによってプラスにもマイナスにもなるという事」

「常に前向きに向上心を持ってプラスに捉えるという事」

「常識に捉われないという事」

「客観的に物事を見るという事」

「見たもの、聞いたものを鵜呑みにするのではなく、色んな側面から物事を見て判断するという事」

「世の中の物事は巡り巡っているという事」

「長い目で見るという事」

「目先の利益にとらわれないようにするという事」

「先を読む、先見力を養うという事」

「全体を知るという事」

「win-winを常に考えるという事」

「これらの考えを知って理解するという事」

「何にでも興味を持って、疑問に思ってみるという事」

「当たり前だと思っているものも、固定観念を外して違う見方をすれば新しい発見があるという事」

「受け入れるという事」

「そうだと思わなくても他人に言われた事をやってみるという事」

「百聞は一見にしかずという事」

「行動するという事」

「受動的→能動的、依存→自立になるという事」






「表面だけでなくその奥にあるものを読み取るという事」





「物事には本質があって、本質を知り、本質を見抜き、そうする為にも見聞を広めるという事」





・・・・・・




自分でも、どこまでできているか分からないのですが、こういった考えは馬の世界に限らず共通して言える事で、視野を広げる事は、生活が楽しくなるし、自分の知恵にもなると思います。

今僕が話した言葉も上に書いてあるように、色々確かめてみるといいと思います。
初めはわからなくてもいつかはきっと分かるようになる。

難しいかもしれませんが、参考にして色々役に立ててみてもらえたら嬉しいです。

頭において時々思い出してみて下さい^^

考え方の基準-その5 

考え方の基準-その5

「循環の法則」。



川に流れる水は海に流れ、蒸発し、雲となり、雨となって、僕達の住む大地に降ってきます。

大地に降り立った水はやがて、川となり、また海へと流れていきます。

川にゴミを捨てれば、有害な物質がやがては水に溶け出し、いつか自分達のもとに降り注がれます。

酸性雨の問題はまさにそうですが、酸性雨は森林を破壊し、二酸化炭素を増やし、森に住む微生物を殺し、それをエサとしている虫を殺し、虫をエサとしている鳥や動物を殺し、やがてそれは人間にも影響を及ぼします。

近年ミツバチが大量に失踪する事件が起こり、ミツバチを(受粉の為に)媒体としている農家は栽培に影響が出てきています。ミツバチ一匹辺りの値段が上がり、野菜にも影響が出てきています。
これに関して温暖化の影響なのか、詳しくはわかっていませんが、確実に世界の異常気象を見ても
当然起こりうるべくして起こったのだと思います。

いきなり、話が大きくなりましたが、それは、身近な自分の周りでも起こっていて、それは普段の何気ない自分の行動や言葉から発信されている場合もあります。

結果がすぐには見えないし、直接てきではないので、人はなかなかその因果関係を知り、認め、受け入れられることができないのですが、先を見て物事を考える事が大事になります。

馬の牧場の経営者になるとよく分かるのですが、例えば自分がサラブレッドの馬のオーナーとなり、その馬が子供を生んで、実際競馬場で走り、資金が回収できるまでには最低でも3年はかかります。その馬が晩成だったらさらに遅くなり、資金回収はさらに遅くなるので、今やる事は3年先、5年先にどういう結果が起こるのかと言うのを予想して日々を過ごさなければいけません。

体の事に関しても、普段の何気ない習慣が、蓄積され、痛みや病気を引き起こしたりします。

目先のことだけを考えずに、その先の一つ先、その先のもっと先を見ながら、普段から生活する事が大事です。

馬の事に限らず、これは全ての生活、仕事、様々な場面で必要な力です。
言い方を変えれば「先見力」とも言いますが、
「循環の法則」を知り「先見力」を養う事が大事になってきます。

もちろん、その為に、色々勉強をしたりしなくてはならない事もありますが、世の中の仕組みを知ること、世の中には色々な流れがあって、全ては巡り巡っていることを考え行動する事が大切です。

考え方の基準-その4 

暑い日が続きます。みなさん、いかがお過ごしでしょうか??

今日は考え方の基準-その4

「正負の法則」

です。

「正負の法則」はオー○の泉などでも紹介されていますが、特に出演者のファンとか、霊的な物を信じると言ったことではなく、考え方として、悪い事が起こったあと、「これは何かのメッセージだ、自分で何か良くない事をしたかな?」とか、「これはいい事が起こる前兆だ」とか、前向きに、プラスに捉える事が大事だと思います。

逆にいい事が起こった後は、「これは悪い事が起こる前兆かもしれないから、少し気を引き締めよう」とか、「調子に乗らないように気をつけよう」とか、自分に対して、物事に対して客観的に見る事が大事だと思います。

そうする事で、悪い事が起こった後は、負の連鎖、悪循環に続けて陥らずに済みますし、気分的にも暗くならずに済みます。良い事が起こった後には客観的に見る事で、物事に対して目の前だけしか見なくなる事を防げますし、「これは○○のおかげだ」と感謝する気持ちを持てるようになります。

感謝の気持ちを持つ事で、また、良い循環が生まれ、その波及は色んなところで自分にとってプラスに表れます。考え方として、「良い事が起こったから、この後悪い事が起こる」と思うとそうなってしまうので、プラスに捉えながらも「少し気をつけよう」と思う事が大事です。

言葉を変えれば常に「自分に対しても人に対しても、物事に対しても謙虚であること」

なかなかそうは言っても自分でも難しいと思いますが、こういった考えを持つ事が大事だと思います。



※追記

世の中の法則の中には「正負の法則」があって、プラスがあれば、マイナスがあります。
電子的に捉えると常にプラスイオンやマイナスイオンは、電子的に常に安定・一定になろうとする性質があります。温度も温→冷ほうに移っていきますし、空気の流れ、気圧も高→低に流れ、風が生まれます。

人間の中にもポジティブな人がいれば、ネガティブな人もいる。
みんながみんなポジティブになってくれれば、世の中幸せになるのだろうと思うのだけど、自然界と同じように世の中うまい具合にバランスが取れるようになっています。

世の中の男女の出生率に関して、男のほうが、女よりも生まれてくる人数としては多いけど、男の方が幼少期の死亡率が高く、最終的には、男女比はだいたい一緒になる。(今は医療の進歩によって男が多くなってきている。)

世の中には全てバランスがあり、不安定→安定、安定→不安定を繰り返しています。

こういった事を頭に置きながら生活することで、自分の心を常にフラットにする事ができ、自分の身を守る事にも繋がります。

「病は気から」といいますが、まさにその通り。自分の為にも、家族や友人、そのほか全ての人や物の為にも、こうした考えを持てば人生幸せに過ごせるのではないかなと思います。

考え方の基準-その3 

さて、いよいよココからが本番!?
考え方の基準-その3は、

「常識に捉われない」
「客観的に物事を見る」
「常に前向きに向上心を持ってプラスに捉える」

です!

「捉え方の問題」ですね!?

「常識に捉われない」というのは、常に疑うという事でもないのですが、いつも初心に戻って、新しい目で見る。

当たり前の事でも、そうだと決めつけない。

常にどこか改善できないかを考える。
今までやってきたことは本当にベストなのか?試行錯誤して、さらに良くなるように前向きに考える。

その為には客観的に物事を見る。

見たもの、聞いたものを鵜呑みにするのではなく、色んな側面から物事を見て判断する。


昔の常識は、今の非常識になります。
例えば昔、「うさぎ跳び」は、トレーニングに良いとされてきましたが、今では鍛えられないどころか、体に無理な負荷をかけ、体を壊す原因になるので使われていません。

鼻血が出たら、昔は上を向いて止めたり、仰向けになって寝て止めたりしていましたが、今は下を向いて止めます。

ぼくが患者さんを見る時、前回と同じ症状で来た人に対しても思い込みにならない様、毎回初めて来たかのように見ます。
例えば同じ腰痛でも、全く違う原因で、いつもと違う筋肉が影響しているかもしれませんし、そうなると、施術方針も変わってきます。

何が常識で、何が非常識なのか、プラスの反対はマイナス、マイナスの反対はプラスです。

競走馬としては走らなかった、とてもおとなしい牡馬が一頭いたとします。
血統も良くなく、引退をさせた後、養老牧場で生活させてあげる経済力も無く、牡なので子供も産めないので馬主は処分しようと考えます。

しかし走らないからと言って、処分するのは人間の都合で、その馬に対して、他に何かできないかを考えてあげる必要がある。

走らないから大人しいが必ず=ではありませんが、大人しいということは、乗馬用に適している可能性ががあるという事になります。

短所の反対は長所、馬の長所を伸ばして、競走馬だけとして見るのではなく、世界の中の馬、人間と馬、広い眼でもって見て、たくさんの可能性を広げ、思い込みだけで判断しないようにする事が大事です。

常に客観的に物事を見て検証、改善できないかを考え、プラスに持っていく。
プラスのイメージを持つ事が実際、本当の出来事を引き起こすのに役立つ事もあります。
「プラシーボ」効果はその良い例です。

逆にマイナスのイメージを持つとそう思った事が起こり、マイナスの言葉を発する事でも実際マイナスの事が起こります(循環の法則・正負の法則)

後で紹介しようと思いますが、こういったことは実際世の中や自分の身の回りでしょっちゅう起こっています。

信じられないかもしれませんが、「今、そんなことはない」と思わずに、「そういうこともあるかも」と思い、客観的に見る。「制限をかけない」、「思い込みにしない」。

そうだと決めつけて、他の可能性を無くしてしまうのはもったいない。

「捉え方」を変える事で自分の人生さえも変わっていきます。

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