乗馬療法のヒント
障害児・者の乗馬の時の有効な手段について、簡単にですがまとめてみました。
ボランティアする上で何かのヒントになってくれると思います^^
まずは乗る前に、
準備運動をします。
体をさすったり、ジャンプしたり、体の緊張をほぐします。
そしてできる限り騎乗者に手入れと馬装をしてもらいます。
全てやってあげるのではなく、本人たちの為に時間はかかっても、やってもらう事が大切です。
馬に乗る前には馬装をする。
そうやって規則性を設け、本人たちが自主的に馬装するようにします。
馬体名称クイズや道具の名前クイズなどゲーム的な要素をを取り入れ楽しくやる事が大切です。
そうすることによって、体にさまざまな刺激を与え乗馬+αの効果を生みます。
馬にのる準備段階としてバランスボールを使ってバランスをとる練習も効果的です。
怪我のないように楽しくやります。
それではいよいよ馬に乗って出発です。
まずは挨拶をします。
リーダーやサイドリーダーも一緒になって挨拶をします。
その子の社会性を育てるのにとても重要です。
抵抗がなければまずは鐙を外して乗るといいかもしれません。
できるなら子供の好きな音楽をかけ、馬のリズムに合わせ、子供と一緒に歌います。
できたら騎乗者に馬の肩を触ってもらいます。
サイドリーダーが音楽のリズムに合わせ騎乗者の手を押してあげます。(圧迫刺激)
馬上体操を取り入れながら、馬のお尻に触ったり、肩に触ったりします。
声だけで指示するのではなく、実際サイドリーダーが騎乗者の手をリードしたりして刺激を与える事が大切です。
そうすることで固有核刺激を与えます。
整形外科的に手と口は同時に発達するので、馬に乗ってる時以外で、グミなんかを与えると良いそうです。
その他にも目をつぶって乗ってもらったり、後ろ向きで乗ってもらったり、ジャンケンをしたり、ゲーム的な要素を取り入れ楽しく馬に乗ります。
馬に乗りながらボールやぬいぐるみを持ってもらうのもいいかもしれません。
そうすることで腹筋を鍛えることができます。
慣れてきたら、歩度を伸ばし馬を元気良く歩かせます。
必要があればサイドリーダーが騎乗者の太もも、もしくは背中に手を置いてあげると安心します。
危険防止にもつながります。
輪乗りや、スラロープ、輪投げなんかも取り入れるといいと思います。
そして
馬に乗り終わったらまたきちんと挨拶をします。
もちろん馬装解除も本人達の手でやってもらいます。
これを日常化する事が大切です。
一連の流れの中で重要なのはできる限り楽しくやること。
「子供が主体」だということです。
子供が嫌がるなら馬に乗らなくてもいいと思います。
誰しも最初から乗れるとは限りません。
まずは馬に触ることから始めます。
あせらずとゆっくり暖かい目で見守りましょう。
少しずつ続けることが大事です。
いかがでしょうか??
その馬に乗る環境によって全部が全部出来るとは限りませんが、こういった事は大事です!
出来たらやってみて下さい^^
- [2008/03/26 00:22]
- ホースセラピー・障害者乗馬 |
- Trackbacks(0) |
- Comments(0)
- Permanent URL |
- TOP ▲
RDA宇都宮へ
RDA宇都宮に行ってきました!
RDA宇都宮は栃木県宇都宮市の郊外にあり宇都宮駅から一駅の所、駅からは車で10分もかからない場所にあり、周りは畑ばかりで隣に小児科のクリニックがあります。
代表の方は確か獣医さん(?)で、RDA認定のインストラクター資格を持ち、今月号の乗馬ライフにも乗ったオーストラリアのRDAインストラクター資格を持つ方もいらっしゃっいます。
近くには自立支援法の改正に伴い、乗馬療法を組み込んだ日本でも初めての指定障害者福祉サービス施設「たてがみ」があって、まったく経験のない人でもそこで働きながら、ボランティアしながら馬に携わっていくというシステムになっています。
将来的にはグループホームも作るようです。
日本ではなかなか馬の世界で食べていく事が難しくて、それをクリアする為のマネジメントをしっかりしていこうという考えをお持ちで、将来的に他の施設もいろいろ作り、障害者乗馬と平行してやっていくとの事でした。
人材育成にも力を入れスタッフの方には情熱のある若い方が多いようです。
障害者乗馬の施設としてはまだまだな点もありましたが、どんどん日ごとに変わっているようです。将来は立派な施設に発展していくようでとても楽しみな場所だと思いました!
もともと最初からそういう構想のもとRDA宇都宮を数年前に立ち上げたみたいですね!
自分もそういうところを探していて、無ければ自分でやりたいとも思っていて、いつかその日の為に、いろいろ勉強をしてきました!
馬と人、子供からお年寄りまでさまざまな人が関わり、いろんな物が融合できる所、オーストラリアのパーマカルチャーのように良い循環システムができないかと思っていました!
まさにRDA宇都宮はそんな所だと思いました!
関西はホースフレンズ枚方牧場、関東ではRDA宇都宮この2つの施設はこれから注目です。
もし興味がある方は一度訪れて話を聞いてみるといいですね^^
- [2008/02/19 23:12]
- ホースセラピー・障害者乗馬 |
- Trackbacks(0) |
- Comments(0)
- Permanent URL |
- TOP ▲
ホースセラピスト養成講座へ(大阪)
伊豆・大阪・京都へ行ってきました!
大阪には枚方市のホースセラピー牧場に行ってきました!
実習内容は乗馬・下馬(介助)とリーディングでした。
午前中は外での実習で始まる頃にはもう雪が降ってきていました。
大阪は久しぶりの大雪で人間も馬もビックリ!!
馬の蹄に雪がつまり、いつもは人を乗せる時におとなしい馬もそのせいで4本爪先立ちのような感じになり、さすがに踏ん張れないようでした。
てっぴで蹄の雪をいくらとってもすぐにつまり、いくら安全確保といってもこれはさすがに無理だなと思いました。
最初のリーディングでは馬をきちんと人間についてくるように引く練習をしました。
左に曲がったら、左へ。右に曲がったら右へ。後ろに下がったら後ろに。
なるべく引き手を使わずに誘導できるようにリーディングをしました。
ついつい引き手でグイッと馬の顔を引っ張りがちですが、あくまでもここでは引き手は馬とコミュニケーションを取る道具として考えていて、強引に引っ張ったりはしませんでした。
もちろん馬が人間よりも先に出てしまう場合は叱りますが、基本的にはむやみやたら引き手を引っ張ることはしませんでした。
初めての人はこういうものなんだーという感じで実習を受けていましたが、ナチュラル・ホースマンシップの基礎にもなるこの実習は、他の乗馬クラブではできない事なのでとても楽しくすることができました。
とても寒かったですが、めったにない雪の中での実習ができてラッキーでした(^^;
- [2008/02/13 21:43]
- ホースセラピー・障害者乗馬 |
- Trackbacks(0) |
- Comments(0)
- Permanent URL |
- TOP ▲
セラピーホースの普及について
日本のセリではホントに馬が売れない。
良くて3割。ほとんどは声がかからず主取りで終わる。
良くニュースで聞くのは大手S牧場主催のS牧場生産の良血馬ばかり。
日本の多くの中小牧場がたくさん馬を出すセリ市はホント活気がない。特に1歳のサマーセールは売れない。
上場した馬に声がかかっても全然競ることはないし、競ってもそれは馬の目利きで知られる某B牧場のO氏が買おうとして、皆それを見てセリに参加する。
一般の個人での落札はそのO氏と有名な企業の馬主数人と中央や地方の競馬団体だ。
またその3割の中には庭先取引で、事前にセリに出す前に馬の買い手が決まっていることもある。
セリに出す事によって、もしその馬が将来レースで勝ったときにプラスαで賞金が付くからだ。
ホントに寂しいセリで見ていてもつまらない。
売れ残った7割の馬たちはその後どうなるのか?
いろいろあるが一番早い場合、購入希望者によってセリの終わった後に希望価格よりかなり値切られた値段で売られて行く。
もちろん最初からそれを狙っている購入希望者もいるが、大体の牧場経営者は売ってしまったりする。
早く売ってしまって、資金繰りを解決したいからだ。(そうでない場合も例外にしてある)
それでも声のかからなかった馬たちはこの後に控えるセリにもう一度出し、誰かに買ってもらうのを待つ事になり、また同じことが繰り返される。
そしていよいよ上場できるセリがなくなった場合は育成牧場に預けて次の年の2歳のセリに出すか、出さずに自分でレースに出して走らせる。
もしくは自分の牧場で育ててセリに出すか、レースに出して走らせる。
どちらの場合もその馬が走るとも限らないし、途中でケガをして死んでしまうこともある。
そんなリスクを背負って多額の費用と育成の為の時間を割くことはよほど余裕のある牧場でないとできないことなので、早く売ってしまいたいと皆考える。
そこで1歳のセリが終わった後、そこにつけこんで来た購入希望者に馬を売ってしまうというわけだ。
またサラブレッドにおいてオスは売れるがメスは走らないので特に売れない。
なのでよけいメスの場合は売ってしまおうと考える事もある。
セリとは関係ない外で(牧場の庭で:だから庭先取引と言われる)その牧場のお得意さんにその牧場のその年のいいオス馬と売れ残ったメス馬やあまり良くないメス馬が一緒に抱き合わせで売られることもある。
悲しいことにメス馬は原価を割ってでも売らないという現実が日本に起こっているのだ。日本の平均生産費(1年間の母馬の飼育代と種付け料、医療費、etc)は約600万円らしいが、実際はその半分以下で売られて行く。
それでも後のリスクを考えると皆経営者は守りに入ってすぐ売ってしまおうと考える。
そしてお得意さん(又はお客さん)、顔でつないでいる北海道の中小牧場はそういった時間を人手がなくてもそこに時間を費やしてしまうので、馬に時間をかけることができなくなる。
しょっちゅう(やろうとしていた)作業は中断し、馬をお客さんに見せる為準備に追われる。
馬に時間をかけられないばかりでもなく、環境整備に時間をかける余裕がなくなる為、良い馬を作るのが難しくなってくる。
セリで売れなくなってくる。最悪は処分してしまう。
悪循環はさらに続く。
そうなると1年間に1回しか子供を産まないサラブレッドの牝馬は何度も種付けをしに行くために遠いスタリオン(種馬のいるところ:ほとんどの牧場は獣医の診断が出た後、馬を車に積んでスタリオンに出かけていく)に行ったり、その年に子供が授からなかったり、難産になったりする。
環境の悪い所にいる馬たちはどんどん人間不信になったり、手をかけられない馬たちは人慣れしていないので、どこに行って何をするにも時間がかかったり、うまくいかなかったりする。
全てにおいて時間がかかるため人を雇わなくては運営できなくなり、お金がかかるようになる。
・・・悪循環。
キリがないのでここまでにするが、そういった状況が日本の牧場では多く見うけられる。
みなサラブレッドの生産で生きていくしかなく、やがて火だるま経営になり潰れていく。
その影響は牧場外の競馬場や他の馬関連施設に及ぶ。
日本の馬市場はサラブレッドが8〜9割を占め、乗馬の市場はとても少ない。
そ・こ・で
これからが本題。
そういったサラブレッド達を将来的にホースセラピーに使えるような馬達にしてみてはどうだろうか?
できるなら生まれた時からセラピーホースにする事を想定して育てれば、もしセリ売れなくても、競馬で走らなくても子供達やお年寄りのアイドルになることはできる。
時間はかかるかもしれないが、馬たちにとっては嫌な思いをせずにすむと思う。
そうして乗馬の市場が活性し、その影響が競馬社会に全体に及び、ゆくゆくは日本経済の活性、雇用の拡大、やがては世界平和につながれば良いのかなと思う。
その活動の第一歩と言うべき牧場が大阪の枚方市にホースフレンズ枚方セラピー牧場としてオープン。
まだまだ活動は始まったばかりだけど、できるだけ応援していきたいなと思う。
みなさん,
応援よろしくお願いしますm(__)m
- [2008/02/06 19:26]
- ホースセラピー・障害者乗馬 |
- Trackbacks(0) |
- Comments(0)
- Permanent URL |
- TOP ▲
- | HOME |

