届きました!! 

サラブレッドの医科学宝典!!
こんなに早く着くとは思っていませんでした!
どんな人にでも読めるようになっている馬の獣医学の本!!
ちょっと中を見てみたけど、ものすごく役に立ちそうです!!!

部数限定、書店では買う事ができません!
この1冊はすごく貴重です!!

時間のある時に少しずつ読んでいきたいと思います!^^

馬の睡眠について〜馬の癖防止〜  

今日は馬の睡眠についてと馬の癖防止についてです!

馬はどれくらい眠るのだろうか?
ふと考えたことはないでしょうか?
人間と同じように夜眠る。
そう思っている人も少なくないと思います。

実は・・・

馬ってどちらかというと夜活動するほう多いです。
しかも1日に3時間以下しか寝ません。
もともと馬は野生動物で外敵から常に身を守らなくてはならなかった為夜はほとんど寝ないそうです。

人間のように横になって何時間も寝ることはありません。
馬はほとんど立って寝ます。
仔馬はお母さんの近くで横になって1日の半分過ごしたりしますが、成馬の場合はほとんどありません。
あっても座って寝ることがちょっとぐらいです。

1日のうちの数時間連続して寝るのではなく数分単位で細かく寝ます。
10分・5分・5分・2分・5分・・・合計で3時間以下という感じです。

ま〜、たまに乗馬クラブいる馬で眠りコケてるやつもいますが、そいつは例外とします。
基本的には馬ってほとんど寝ないんですね。

つまり・・・

乗馬クラブの厩舎の中にいる馬は夜も起きている。
狭い馬房の中で退屈してるわけです。
しかも馬はもともと草原の中を駆け巡っていた動物。
あんな狭い檻の中に入れられてたんではたまったもんではありません。
だから暇つぶしに

グルグルグルグル→旋回癖
馬栓棒を噛んだりする→サク癖(グイッポ)
体をゆする→熊癖(フナユスリ)

なんてことをし始めるわけです。

しかもさらにそれがひどくなると、
前掻きや噛癖・蹴癖といったものに繋がっていくわけです。

競走馬育成にあたり理想的な1頭あたりの土地面積は約1ヘクタールだと言われています。

だからといって夜間ずっと放牧できる場所も乗馬クラブにはありませんし、人間が寝てる間に放牧に出して何かあったら大問題なのでそれも無理。

出来る範囲での運動とこまめな放牧が彼らのストレスを減らしそういった悪い癖を防止するのに繋がります。

嫌なことがあっても人間は寝て忘れる事も出来るけど、彼らにはそれができません。

退屈を紛らわす為にラジオや音楽をかけてやると効果的です。

馬も人間と同じです。
できるだけストレスをためない様にしてあげて下さい。

BFMP 

日本ウマ科学会の学術集会にて発表された「BFMP」、正式名称をBasic Fraction of Milk Proteinといい、馬の丈夫な骨作りに一役買うことで最近注目を浴び始めているようです。

BFMPとは乳に含まれる微量タンパク質の画素の素材のことで、複数の整理活性成分の集合体から成り、それらが塩基性(アルカリ性)の性質を持つことから塩基性タンパク質画分とも呼ばれています。

もともと牛乳にはタンパク質がたくさん含まれていますが、BFMPはそのタンパク質全体の中でもほんのわずかしか含まれていません。

BFMPは骨を作る骨芽細胞を増やし、骨を壊す破骨細胞の働きを調整します。

破骨細胞は酸やタンパク質分解酵素を出して古い骨を溶かしています(骨吸収)。
すると、次に骨芽細胞はコラーゲンなどの骨のタンパク質を生み出し、そこに血液中のカルシウムが付着して新しい骨を作ります(骨形成)。
この骨吸収と骨形成が繰り返される事で骨は毎日少しずつ生まれ変わります。

カルシウムをいくら取っていても肝心の骨を作る力が弱っていては、カルシウムが骨に付かないので意味がありません。
BFMPは骨の細胞に働きかけ骨そのものを元気にし、骨にカルシウムを付きやすくする効果をもたらします。
また同時に、カルシウムを骨から溶け出すのを防いでくれる役割も果たします。

現在BFMPは競走馬理化学研究所によって、競争期のサプリメント、育成期・成長期の体作り、そして休養・放牧時の健康管理にとても有効な事が実証されています。

もちろんその他にカルシウムとカルシウムの吸収を促進するビタミンD、日光に浴びること、そして適度に運動することが、丈夫な馬作りには欠かせないと僕は思います。

人間にも同じことが言えて、丈夫な骨を作る為には、カルシウムを取るだけではなく、適度な運動と日光浴、睡眠など生活のバランスやサイクルといったものが重要になってきます。

サプリメントを毎日飲むだけではダメなんですね。

全く効果が無いはけではないですが、食事もしないでサプリメントを飲む事は、飲んでも吸収率が悪く、効果的ではないのでこれはオススメしません。
しっかりとした生活環境の上で取る事が大事だと思います。

ホースケアセミナー続編に行って来ました! 

月曜日にアバロンヒルサイドファームで行われたシャロンさんの講習会の続編に行って来ました!

今回は消化システムの話から始まって、バイタルサイン(心拍数、呼吸数、体温、粘膜の色、歯茎の弾力性、腸音の確認、脱水症状・便・尿の確認)を実際馬を使ってみてみたり、後肢に発生しやすい故障と診断方法、馬体重計算の仕方、栄養学の話を色々と聞いてきました!

聴診器を持って心音を聞いたり、腸の動きを聞いて健康状態を推察したり普段やらないようなことをやって色々と勉強になりました^^

風のダドゥの映画に出てくる「ダドウ」は馬の心臓の音で、今回心臓の音を初めて聞いて、あ〜こういう事なんだ〜と初めて思いました!

この映画に出てくるゼンノカシューは阿蘇のグリーンバレーで育てられ、現在大阪市のホースフレンズ枚方牧場にてセラピー馬として活躍しています。

枚方牧場は、駅からは5分、日本で始めて内閣府とNPOが協力して作られた牧場で、馬はみんな阿蘇でナチュラルホースマンシップのトレーニングを受けてきた、とても良い子達ばかりです^^

僕は既にここで2日間のベーシック講座を受けました!
そしてこの夏3度目の訪問をしようと思っています!

この間1周年を向かえ、牧場の姿はどんどん変わっていっています。
これからがすごく楽しみな牧場です(^^)

機会があったらぜひ一度足を運んでみてください!

馬の違いから考える 

馬の違いは環境の違い、そこに携わる人間の違い。
国が変われば、馬変わる。

人間が住むそれぞれの国には文化や歴史があって、その違いが馬の違いを生む。

全く違うとは言わないけど、やっぱりその影響力はかなりある。

日本の土地は酸性で野菜を作るのには向いているが、牧草を育てる為にはちょっと大変。
元々の土に含まれるカルシウム含量が少ないから、カルシウムを土に混ぜてやるけど、雨で流れてしまう。

逆にアメリカやらヨーロッパの昔からの土地は雨が少なく牧草しか育たなかった。
豊富なミネラル分を含んでいて、家畜を育てるのにはかなり向いていた。


日本は今現在、馬の多くがサラブレッドとして生まれ、経済動物として見られているけど、外国に行けば家族のように扱われる。


日本語は母音が少なく、表現をする為にたくさんの言葉があるけど、他の外国の言葉(英語はアルファベットたった26文字)は日本のようにたくさん言葉はないけど、変わりに母音も含めたくさんの発音、そしてイントネーションがある。

日本語はどちらかというと平坦で英語にはかなり強弱があって馬には後者の方が伝わりやすい。


オーストラリアやアメリカは土地が広いので、その辺に行けば必ず馬がいるし、ヨーロッパはヨーロッパで、乗馬としての馬文化もあるし、比較的身近に馬がいる。


元々の根底にある物が違う。
考え方が違う。
環境が違う。

ヨーロッパは行った事はないけど、オーストラリアやアメリカにそれを確かめに行って肌で感じて来た事は間違いじゃなかった。

今でこそ競馬先進国の仲間入りをようやくしたけど、まだまだ日本は遅れてる。
国際化の波が徐々には浸透してきて、そして日本の社会の先行き、少子化を考えるとこれから馬社会がどうなるかと考える。

もちろん老人福祉、介護医療、ホースセラピーの分野が伸びて来る事は間違いないけど、良い馬が育つ為には時間もかかるし、その馬を育てる人が育って増えていくのにも時間がかかる。


そこに自分がどう関わるべきか・・・。

そして未来を見据え今どう動くかを考える。