馬の睡眠について〜馬の癖防止〜  

今日は馬の睡眠についてと馬の癖防止についてです!

馬はどれくらい眠るのだろうか?
ふと考えたことはないでしょうか?
人間と同じように夜眠る。
そう思っている人も少なくないと思います。

実は・・・

馬ってどちらかというと夜活動するほう多いです。
しかも1日に3時間以下しか寝ません。
もともと馬は野生動物で外敵から常に身を守らなくてはならなかった為夜はほとんど寝ないそうです。

人間のように横になって何時間も寝ることはありません。
馬はほとんど立って寝ます。
仔馬はお母さんの近くで横になって1日の半分過ごしたりしますが、成馬の場合はほとんどありません。
あっても座って寝ることがちょっとぐらいです。

1日のうちの数時間連続して寝るのではなく数分単位で細かく寝ます。
10分・5分・5分・2分・5分・・・合計で3時間以下という感じです。

ま〜、たまに乗馬クラブいる馬で眠りコケてるやつもいますが、そいつは例外とします。
基本的には馬ってほとんど寝ないんですね。

つまり・・・

乗馬クラブの厩舎の中にいる馬は夜も起きている。
狭い馬房の中で退屈してるわけです。
しかも馬はもともと草原の中を駆け巡っていた動物。
あんな狭い檻の中に入れられてたんではたまったもんではありません。
だから暇つぶしに

グルグルグルグル→旋回癖
馬栓棒を噛んだりする→サク癖(グイッポ)
体をゆする→熊癖(フナユスリ)

なんてことをし始めるわけです。

しかもさらにそれがひどくなると、
前掻きや噛癖・蹴癖といったものに繋がっていくわけです。

競走馬育成にあたり理想的な1頭あたりの土地面積は約1ヘクタールだと言われています。

だからといって夜間ずっと放牧できる場所も乗馬クラブにはありませんし、人間が寝てる間に放牧に出して何かあったら大問題なのでそれも無理。

出来る範囲での運動とこまめな放牧が彼らのストレスを減らしそういった悪い癖を防止するのに繋がります。

嫌なことがあっても人間は寝て忘れる事も出来るけど、彼らにはそれができません。

退屈を紛らわす為にラジオや音楽をかけてやると効果的です。

馬も人間と同じです。
できるだけストレスをためない様にしてあげて下さい。