馬の違いから考える
馬の違いは環境の違い、そこに携わる人間の違い。
国が変われば、馬変わる。
人間が住むそれぞれの国には文化や歴史があって、その違いが馬の違いを生む。
全く違うとは言わないけど、やっぱりその影響力はかなりある。
日本の土地は酸性で野菜を作るのには向いているが、牧草を育てる為にはちょっと大変。
元々の土に含まれるカルシウム含量が少ないから、カルシウムを土に混ぜてやるけど、雨で流れてしまう。
逆にアメリカやらヨーロッパの昔からの土地は雨が少なく牧草しか育たなかった。
豊富なミネラル分を含んでいて、家畜を育てるのにはかなり向いていた。
日本は今現在、馬の多くがサラブレッドとして生まれ、経済動物として見られているけど、外国に行けば家族のように扱われる。
日本語は母音が少なく、表現をする為にたくさんの言葉があるけど、他の外国の言葉(英語はアルファベットたった26文字)は日本のようにたくさん言葉はないけど、変わりに母音も含めたくさんの発音、そしてイントネーションがある。
日本語はどちらかというと平坦で英語にはかなり強弱があって馬には後者の方が伝わりやすい。
オーストラリアやアメリカは土地が広いので、その辺に行けば必ず馬がいるし、ヨーロッパはヨーロッパで、乗馬としての馬文化もあるし、比較的身近に馬がいる。
元々の根底にある物が違う。
考え方が違う。
環境が違う。
ヨーロッパは行った事はないけど、オーストラリアやアメリカにそれを確かめに行って肌で感じて来た事は間違いじゃなかった。
今でこそ競馬先進国の仲間入りをようやくしたけど、まだまだ日本は遅れてる。
国際化の波が徐々には浸透してきて、そして日本の社会の先行き、少子化を考えるとこれから馬社会がどうなるかと考える。
もちろん老人福祉、介護医療、ホースセラピーの分野が伸びて来る事は間違いないけど、良い馬が育つ為には時間もかかるし、その馬を育てる人が育って増えていくのにも時間がかかる。
そこに自分がどう関わるべきか・・・。
そして未来を見据え今どう動くかを考える。
- [2008/05/13 00:34]
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馬の幸せとは?
馬の幸せとは一体何か、皆さんは考えた事があるでしょうか?
彼らはどんな時に喜び、幸せを感じ、生きているのか?
馬が幸せになる為には僕達はいったいどんな事をすればいいのか?
馬の幸せとは?
馬に幸せになってもらう為にやれる事は何か?
どんな事を彼らは望んでいるのしょうか??
馬は元々大草原で暮らしていた野生の草食動物で、それが人間によって家畜化されました。
元々は広い所で走り周っていた動物が、人間によって狭い厩舎(馬の家)に閉じ込められ、自由に走り周る事ができなくなってしまいました。
部屋に閉じ込められて、自由にできない。
ストレスを発散する為に、暇つぶしの為に、いろんな事をしてみる(→悪癖の発生)
牢屋とまでは行かなくても、あの大きな体を持つ馬があの狭い厩舎にずっといる事はすごくストレスになります。
厩舎から出される時は人間にこき使われて、時には放牧に出される事もあるけど、それ以外は狭い部屋で過ごさなければならない。
馬と自分とを置き換えて考えてみると良く分かると思います。
3畳1間のアパートに外出が許されず、外出する時は労働の為、子供の肩車をする為に、毎日数十分。時には重い中学生を肩車したりして(笑)
ご飯と飲み物はあくまでも管理人によって支給され、窓から隣の人に挨拶できる以外はほとんど交流はできない。
人間の場合は寝てしまえば気を紛らわす事もできるけど、馬は1日2〜3時間しか寝ないので、その状態で毎日ほとんど眠らないで過ごす。
皆さんは耐えられるでしょうか??
少なくとも僕には耐えられません(笑)
外から出たら、自由に動き回りたい、好きなもの食べたいって思います。
毎日外に出たら、人間にあーしろ、こーしろって言われて、仕方なくそう過ごしている。
なおかつ人間のストレスの発散先が馬に向けられ、馬が人間不信になり、人に対して、噛み付いたり、蹴ったりするようになる。
馬は何も悪くない、ただ自由に本能の赴くがままに過ごしたいだけです。
その為にも馬を良く知り彼らが望む事にできるだけ答えてあげる。
決して馬のワガママを通すのでもなく、自分(人間)本位の事を馬に要求するのでもなく、お互いにとっての良い関係性を気づいていく事。
「馬優先主義」が大事だと思います。
まずは馬の為に、相手の為に出来る事を考えて実行する。
それが馬の幸せに繋がっていくのだと思います。
- [2008/05/11 00:00]
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馬の眼
〜馬の眼について〜
誰しも馬の眼にその優しさを感じ、癒される瞬間があったと思います。
実はあの馬の大きな眼は人間の2倍、動物界でも1,2を争う大きさです。あのゾウやくじクジラよりも大きいというのだから驚きです。
馬の眼はタペータムと呼ばれる眼に入った光を増幅させる特殊な装置を備えていて、それは光を効率よく反射して網膜に集めます。薄明かりの中で騎手より馬の方がよく物が見えるのもこのおかげで、また、暗闇の中で馬の眼が猫の眼のように光るのもこのせいです。
馬の眼は340度という広範囲を見渡すことができ、顔前と身体の真後ろの死角を除いて見ることができます。
馬はもともと野生動物で常に敵から襲われる危険があった為、常に警戒しなくてはならないという本能的なものが働き、見えない物は怖いと感じます。
よく馬の後ろから回るなといわれるのもそういう由縁があります。
またちょっとした動きにも敏感で、特にサッとすばやく物には大変驚きます。
馬の顔の前から馬の鼻をなでようとして何気なく手を動かすと馬がビックリして、顔をガクンと天井に上げたなんて経験は皆さんにはないでしょうか?
慣れている馬は平気ですが、若馬や新馬といった馬は大変驚きやすいので、馬の鼻をなでる時は優しくゆっくりと、手を上げる時には手が馬の眼の死角に入らない所からあげるようにしてやるといいと思います。
馬はサッとした動作に弱く驚きやすいです。
馬の眼は顔の両側についていて、普通物を両眼視しておらず、僕たちが片目で物を見る時と同じように奥行きのない映像を見ています。
また、色彩感覚は人間よりはるかに劣っているそうで、その辺りも関与しているのかなぁなんて思います。
しかしながら、馬がどれくらい明瞭に物が見えているかという実験をした所、400メートル以上離れた所から飼い主を見分けたという事実があるそうです。
また、強い光があたった時馬の眼は横長になりますが、それは常に広い視野を保ちたいという必要を満たす適応であり、太陽がぎらつく日差しの中でも瞳孔は小さくなるが、それでも広い視野を保つ事ができるそうです。
馬の眼がいかに外敵から身を守るために優れているかが分かりますね!
さて、ここでちょっと今までの話をふまえ、現代の日常生活に視点を置いてみます。
・引き馬をしている時に1メートル先の小石につまずいた。
・餌をあげようとして放牧地の入口に行くと何百メートル先の 放牧地の端っこから一目散に駆け寄ってくる。
・傷害飛越後、馬が振り返って傷害物を見る。(ジャンプ中は 見えないので、後で確認している)
・前足の蹄を裏彫りしていると、おなかについているハエを追 い払おうとした後ろ足にけられる。
などなど、これらも馬の眼の特徴からこういった事が起こります。
僕たちが普段馬と携わる時は、馬の視点から考え行動する事。そうする事によって自分たちの危険を防止すると同時に馬の危険防止につながります。
馬になったつもりで接すれば、普段「何で」と思うことも分かるかも知れませんね!?
- [2008/04/11 16:47]
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何気ないことだけど・・・
今行っている障害者乗馬の顧問の先生がおっしゃっていた言葉
...
馬と人との安全の為下馬をする時に右側の鐙を上げてから降りましょう!
何かのひょうしに馬が振り返った時に鐙に馬の鼻が引っかかって事故につながる可能性があります!
...
確かにその通りです!
左側に下馬した後から右側の鐙を上げるとどうしてもスキができます。
ちょっと油断したスキに事故につながる可能性もあります!
自分が馬に乗って降りるときも、障害者の方が降りる時も安全の為にできたら良いですね^^
- [2008/04/09 21:52]
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バランスインムーヴメント
バランス イン ムーヴメント東京公演に行ってきました!
会場には約100人ほどが集まり、2時間半に渡って今回の講師スザンヌさんによって「ライダーのシートがどのように馬の動きに伝わっているか」「騎乗しなくてもできる乗馬上達法」について話がありました。
内容について具体的に載せる事はできませんが、大まかに言うと解剖学的な話、骨盤を中心とした話で、自分の持つ習慣的な体の癖に気づき、そして骨盤周りの筋肉を鍛える事によって、乗馬せずにも上達するという物でした。
馬に乗る上でバランスは非常に重要ですが、完璧なボディバランスを持った人間は一人もいません。いかにして自分の癖や習慣と言った物を克服し、左右均等にバランスよく乗るかが大事だと思います。
馬に乗っている時というのは、左均等に乗っているつもりでも実はそうでないケースがたくさんあります。
悲しい事にそれに気づかないで乗って、馬の体を痛めてるケースもあります。
そうならない為にもまずは正しい使い方を知り、必要な筋肉を鍛える事が大事です。
その為にはどうするかという事ですが、まずは馬に乗ってる時の自分の体の使い方を知る必要がある思います。
これには専門的な方のアドバイスも時には必要ですが、まずは普段の生活の中で自分がどういう体の使い方をしているか観察してみるのも良いと思います。
両足で立ち左右均等に立っているか?(重心がどちらか偏ってないか)
つま先の方向と膝の角度はどうか?(平行かどうか)
片足立ちをして、反対の足を空中で前後左右に動かし、それを左右両方でやった時どっちが楽にできるか?(その時自分の上半身の傾き方に違いはあるか)
自分の体の左右の使い方の違いを知ることで乗馬はもちろん普段の生活改善にもつながると思います。
人間には必ず利き足、利き手があって必ず利き足・利き手のほうが筋力が発達しているので、
どうしてもそっちのほうが力が強くなる傾向があります。
利き足、利き手でないほうは筋力が弱いので、何か動作をする時にそれを補うために別の筋肉を使い補おうとする傾向があります。
普段の生活の中でいろいろ自分にの体の使い方について観察してみる事も大事です。
もしご自宅にからだ全体が写る大きな鏡があるならちょっといろいろ試してみると良いと思います。
意外と自分で思ってる事と実際やってる事の「ズレ」があったりするのでそれがすごい発見だったりします。
エクイテーションスクールジャパンの講習会やアレクサンダーテクニークのレッスンを受けるのも余裕がある方は受けてみるのも良いかもしれません。
きっと新しい発見があると思います。
個人個人で身体の感覚を感じるレベルは様々ですが、それらを続ける事で感覚は養われていきます。
そうやって自分の体の使い方を知り、自分の乗馬の仕方が改善される事で馬のケアーにも繋がります。
馬の為に自分の為にぜひ一度試してみて下さい!!
- [2008/04/07 00:37]
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